6/24/2015

Take My Breath Away

このところ、一気に読書熱が訪れているので
心の赴くままに読んでます(そのうち熱も冷めるだろうし。。)。

昨日と今日で一気に読んだのは
ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ』 藤原智美著。

一昔前までは、人と繋がりたくなくて
一人暮らしや核家族だったのに
今はSMSやラインで繋がっていたいのかな、と
この本を読んで思ったり。

そして、中世のヴェネチアでは
印刷された本の中身を買い
自分の好きなように装丁してもらったというのだからなんて贅沢。

そして英語とかと文法が違う日本語は
もしかしたら一番滅びやすい言語なのかも、とか書いてあって
なるほど、と思ったり。

今、話題になっている「絶歌」。
会社の人は買って読んだと言っていました。
わたしは読んでないので、感想は書けないけど
江川紹子さんのコラムを読みました。
こちらで読めます。

わたしも江川さんと同じで思ったのは
少年院を出てから里親になった人もいたり
多額の賠償金を毎月1万円という
普通から考えたら一体いつになったら返せるのかという
知らなかったことを知るきっかけとなりました。

サムの息子法」の話も出ているけど
この本の印税を賠償金にあてるのではないかな、
そのために書いたのかもしれないし。

また、江川さんが言っているように
更正した人間を受け入れる社会がないと
また犯罪を犯す可能性もあるし
でも、もし自分の会社に入社したら
どういう対応をすればいいのだろう。

と、いろんなことを考えました。
ただ、本を読んでもいないのに批判したり
震災やいろんな国で起こった災害や
困っている人に寄付したりした経験などもないのに
その印税を取り上げろという批判も
どうかなと思います。

さて、タイトルとは関係ない話になってしまいましたが。。


先日、アメリカで起こった教会での銃乱射事件。
被害者の一人が、加害者の男性に
「神のご加護を」か「神の許しを」だか(うる覚えですみません)と
言っていて、自分の家族が殺されたのに
それを許すというのは宗教なのか、その人の心の持ちようなのか
すごいと思いました。