6/16/2016

The Surprise

オランダ映画、「The Surprise」(邦題:「素敵なサプライズ」)を観てきました。
母が亡くなり、生きていく希望もなくなった大富豪の男性が
ひょんなことから自殺ほう助の会社を知ることに。
申込みはしたものの、そこでたまたま出会った女性と仲良くなり
その契約を延期したいと申し出たものの断られ。。

大富豪役の男性も女性の方もオランダの人みたい。
「ダンク」と言っていたので、最初ドイツ語かと思ったけど
オランダ語も「ありがとう」は「Dank u」なんですね。
途中、オランダ語の「Nee」(いいえ、の意味)と言っていたのだけはわかりました。
映画の冒頭で、いろんな言語が出てくる、と字幕が出ていたのですが
たしかに、オランダ語、英語、フランス語、ヒンドゥー語、出てきました。

内容はちょっとブラックなのが良かったです。
すごい崖みたいなとこが出てきて、
これはさすがにオランダでもベルギーでもないでしょう。。と思ったら
やっぱりアイルランドかイギリスでした。

同じ映画館で、この映画も観たかったんですが
そろそろ公開終了。。
年に1度、仲間と自転車旅行をしている6人が決めた行き先がベルギー。
ベルギーに行くのは、法的に尊厳死が許されているから。

実は、ベルギーの友人のお母さんが、今年の初めに
尊厳死で亡くなられたから。
ずっとがんの闘病をしていたそうなんですが
痛みがひどく、もう治療はいいということで
家族に見守られながら、注射をし天国に行かれたそう。
自分の家で、自分の好きなものや好きな人たちに囲まれ
亡くなるというのもそれはそれでありなのかと思って。


ムラー役のヤン・デクレールさんが知り合いに似てる。。