4/23/2015

Faberge Museum

ヘルシンキからの列車は、サンクトペテルブルグのヘルシンキ駅に
到着します。
モスクワからの列車は、モスクワ駅に到着するそうです。
わかりやすいですね。

駅を出たバスターミナルのような広場は
戦前?というような雰囲気でした。
写真で見るサンクトペテルブルグとはだいぶかけ離れていて
びっくりしました。

地図に詳しい友達が、
トラムに乗ると予約したホテルの近くまで行けるとのことで
トラムに乗ることに。

トラムの中に、切符売りのおばちゃんがいて
それもまた戦前?というような光景でした。
戦前を知りませんが、なんとなく。。

切符も、ロールになったものをちぎってお金と引き換えに渡してくれます。
たしかSuicaのようなカードをタッチできる機械もあったような。。
ただ、この時はどこで降りるかもわからず
そばにいた男の人がやたらこっちをじろじろ見て話しかけてくる
(ロシア語なのでさっぱりわからなかったですが)
緊張度MAXだったので残念ながら詳しいことを覚えていません。。
トラムを降りて、歩いて5分くらいでホテルに到着。
チェックイン時間の前だったので、荷物だけ置き、観光へ。


ホテル近くの道。


歩いて10分くらいのところに地下鉄の駅があるのでそこまで行くことに。



公園を通っていきます。

地下鉄で、1日切符みたいなのを買おうと思ったのですが
窓口のおばちゃんには英語ができず、ものすごい剣幕でいろいろ言われた
(のですが、ロシア語なので全くわからず)ので
ガイドブックを見せて買うことに。

ロシアでまずびっくりしたのが、地下鉄のエレベーター。


ホームに続くエレベーターがものすごく長く深く、
大江戸線の比ではありません。
一説によると、アメリカとの冷戦の際、核シェルターとして
掘ったもの?だとか。


そして、このライトと絵がなんともノスタルジック。


駅に到着。


目抜き通りのネフスキー通りをひたすら歩いて行きます。
道路が広い!片側だけで3車線くらい。



ロシアのお正月は、新年明けて6日くらいだったようなことを書いてあったので
クリスマスツリーもまだ見かけました。


東京と違って、なにもかもがビッグスケールです。




目の前のピンクの建物を目印に、左折します。


川があるのですが。。一面雪で覆われていました。


なんかロシアに来たよーっていう景色。


この建物かな?と思いながら近づいてみると。。


はい、ここです。Faberge Museumです。
この博物館、ロシアの富豪の蒐集品を集めた私設の博物館だとか。
毎回思うのですが、欧米の美術館の収集の凄さは半端ないですね。。

Fabergeというのは、カール・ファベルジェというロシア皇帝の宝石商で
インペリアル・イースター・エッグがよく知られているそうです。
普通のイースター・エッグではなく、貴金属や宝石を用いて作られたもので
今見てもとても素晴らしい芸術品です。

この美術館、写真撮影は禁止で、ロシア語か英語のガイドツアーでのみ
見学できるようでした。
次のガイドツアーがロシア語で、「英語だと1時間後だからそちらにすれば」
と受付で言われたのですが、3日間の限られた滞在なのと
英語でもそこまで理解できないだろうから、「ロシア語でいいです」と言ったら
ちょっとびっくりされました。

とにかく素晴らしい芸術品の数々が展示してあって
もし、もう一度行くことができたらまた行きたい美術館です。


入口のインペリアル・イースター・エッグ。