4/22/2015

Allegro

ヘルシンキのこともまだまだ書きたいことがあるのですが
とりあえず、ロシアに進みます。

サンクトペテルブルグ、友人が行ったという話を前に聞いて
いつか行ってみたいな、行けるといいな。。と思っていましたが
本当に行けるとは思いませんでした。
ロシアはやっぱり遠い国だと思っていたからです。

ちなみに、ヨーロッパでは「セントペーターズバーグ」と発音するようです。
サンクトペテルブルグは、ヨーロッパに近いからか
ヨーロッパの文化の影響も受けているようです。

ヘルシンキからサンクトペテルブルグまでは
アレグロという特急で、約4時間弱です。
アレグロは1日4往復していて
早朝便と夜遅い便は金額が安く、
午後のいい時間帯の便だと結構値段がします。
また、早めに購入すれば安く、段々と値段が高くなっていくようです。

アレグロのチケットは、VRというフィンランドの国鉄のサイトで購入しました。
ユーロがちょうど高い時期だったのですが
1人往復で、2nd classで16,000円くらいでした。
ロシアの国鉄のサイトでも購入できそうだったのですが
(その時、ルーブルが暴落していたので)
ヘルシンキ発着だったのでVRにしました。
Rail Europeを使って購入すると、片道12,000円だったような気がします。

アレグロは国境を越えるのと、ロシアがビザがいるため
チケットを買う際、いろいろな情報の入力が必要になります。
名前、住所、パスポート番号、ビザの有効期間など。
また、他のヨーロッパの鉄道のサイトにも言えるのですが
日本で発行のクレジットカードの場合、
カード情報を入力しても、承認段階で拒否されることがあります。
わたしも、1枚目のカードがダメだったので
別のカードでやってみたら、購入できました。

早朝の便、朝6時12分ヘルシンキの中央駅発。


わたしたちと同じく、スーツケースを持っている人も結構います。


前日、吹雪だったので朝5時過ぎにホテルを出ました。
出発30分くらい前に、どのホームか表示がでます。

4時間くらい乗るので、朝食を買おうとうろうろ。


このお店にしました。


この宣伝に惹かれて、これを購入。


朝食を買って、いよいよ乗ります。


一番手前が1st class、わたしたちの車両は一番前の方。
スーツケースを転がして向かいます。

日本のようにアナウンスもなく、静かに出発。


バケットのサンドイッチと、昨日の夜ご飯の残りの生ハム。


宣伝で見たのは、温かいポリッジでした。
上のフルーツとかは選べて、ベリー系にしてみました。
お腹に優しい感じでおいしかったです。

お腹も満たされ、ほっとしたので、車内誌を読んでみることに。


ノンストップかと思ったら、何か所か停まるようでした。


こちらがその時のタイムテーブル。
時期や年によって時刻は変わるかもしれないので参考までに。


やっと明るくなってきたけど、一面、白の世界。



アレグロの車内では、何回もパスポートチェックがあり、
税関(荷物チェック)や銃を持ったロシア軍(?)の人や
麻薬取り締まりなのか、犬までしょっちゅう車内を行ったり来たりしていました。
トイレに行こうと思ったら、ちょうど税関チェックが始まるのか
「席に戻れ」と言われました。

昨日、フィンランドやエストニアだけでなく、ロシアも大雪だったのか
途中で、スコップを持った男の人たちを車内から見かけました。
えっ!人力なの。。と思いました。。


さて、いよいよサンクトペテルブルグに到着!冒険が始まります。