映像がソフィア・コッポラっぽい。。と思って調べたら
スパイク・ジョーンズ監督の映画でした。
たしかこのお二人、昔付き合っていたんですよね。
映像が似ているのも、性格が似たところがあったのかな。
愛する妻と別れ、笑うこともなくなってしまった男性が
OSの彼女と出会います。
OSの彼女は声だけ。。Physicalには存在しません。
でも、毎日話していくうちに打ち解けていき、かけがえのない存在に。
もちろん、コンピュータなのでOSの方がなんでも知っているし
頭もいい。
でも、考えたり苦悩したり前に進んでいくのは
やっぱり人間ならではなのかな、と思いました。
主人公役はホアキン・フェニックス。
知り合いでいそうな顔なんですが、誰かは思いだせない。。
他にエイミー・アダムス、「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラ、
オリヴィア・ワイルドも出演しています。
声だけの出演、"her"はスカーレット・ヨハンソン。
この役は本当にドンピシャだと思いました。
ちょっとかすれた声がセクシーだし
他にこの役が出来る人が思い当たらない。。
登場人物のファッションもおしゃれ。
ロケがL.A.と上海で行われたようですが
欧米の人がアジアの街を撮影するとなんだか近未来のように映りますね。
サントラもよさそう。Arcade Fireとか歌ってます。
ホアキン・フェニックスとスカーレット・ヨハンソンが劇中で歌った
「The Moon Song」というのもいい曲でした。