5/06/2014

Withnail & I

お休みはあっという間です。。
旅行は行かず、毎日近場に出かけていました。

最終日の今日は、吉祥寺のバウスシアターへ。
先日、「ワン・チャンス」を観た時予告編をやっていて気になっていた映画。

Withnail & I」、1969年のロンドン、カムデンに住んでいる若者の話。
アル中、ドラッグで退廃的な日常の中、
ウィズネイルの叔父の持っている田舎の別荘で週末を過ごそうと
いうことになる。
雨が降っていて、緑がとてもきれいで、ああイギリスの田舎だなと
思わせるのがすごくいいです。
「僕」がウィズネイルの叔父さんに襲われそうになった時
「Are you a stone, or a sponge?」 と叔父さんが言うのですが
これは実際にこの映画の監督が若かりし頃、
別の監督に言われた言葉だそうです。

このモンティ叔父さんが、
ハリー・ポッターでヴァーノン叔父さんの役をやっていた俳優さん。
去年亡くなっていたんですね。。知らなかった。。

60年代があと3ヶ月で終わりというひどく退廃的で
階級社会バリバリの雰囲気が本当によかったです。
最初のシーンで、フライドエッグを油を切らないで
食パンに乗せて、上に食パンを挟んで
それを食べているスカーフを頭に巻いたおばちゃんがとてもよかった。
決しておいしそうではないんですけどね。。

そしてウィズネイルの着ていたツィードのロングコートが素敵でした。
雨にびしょ濡れでもそのコートのまま暖炉で暖まっていたけど
日本人だったら完全に風邪ひきそう。

そしてその後友達と吉祥寺をぶらぶら。

毛糸屋さんで、レジで女性がこの毛糸でベレー帽を編んでいて
糸に一目惚れ。


2本の糸でいっぺんに編むらしいです。
買っちゃいました。。編めるかな。。

そしてご飯を食べて映画の話や旅行の話を友達として
帰ってきてから3年ぶりの味噌作り。


大豆を一晩水に漬け、柔らかくなるまでぐつぐつ煮た後
麹と塩と混ぜるだけ。。
言葉で書くと簡単なんだけど、
大豆を煮ている時、アクや皮を取る作業がちょっと面倒くさい。
でも、自分で味噌を作るようになってから
市販の味噌は食べられなくなりました。それくらいおいしいです。
半年間、寝かせます。11月までごきげんよう~。

ちょうどかかっていたこの曲で。