10/04/2014

English Vinglish

今日はまるでback to summerのような気候の東京でした。

「Maleficent」の感想を。。と思っていたのですが
お友達のshimoさんのブログを拝見して
マダム・イン・ニューヨーク」を観てきたので
先にこちらの感想を。

原題は「English Vinglish」、
インドの専業主婦のシャシ、
旦那さんと子供2人、旦那さんのお母さんとの5人暮らし。
旦那さんや子供に感謝されなくても
母親業を立派にやりとげようとしています。
思春期の娘が、英語があまり話せないシャシのことを
ちょっとバカにしたり、
旦那さんもシャシを家事だけやっていればいいと
そんな風に思っています。

シャシのお姉さんがNY郊外に住んでいて
その娘、シャシの姪が結婚することになり
シャシだけ一足早く、NYに行くことになります。
英語が喋れず、嫌な目にあった彼女は
たまたま目に飛び込んだ、バスの広告の
「4週間で英語が話せるようになる」というフレーズを見て
英会話教室に入ることに。

いろんな国から来ている人たちと一緒に英語を学び
ちょっとした恋の話もあったり。
でも最後の方でちょっとほろ苦い話もあって
とてもいい映画でした。

ちょうど今週、米原万里さんの
「不実な美女か貞淑な醜女か」を読んだばかり。
ロシア語の通訳や翻訳での第一線で活躍していた米原さんの
苦労話や面白い話のエッセイ。
この映画に少し通じるところがありました。
例えば、ロシア語には罵倒する言葉がたくさんあり」
昔、ソ連だったある国は、その国言語には
罵倒する単語がないので、その時だけロシア語を使うとか。

同じ国でもいくつかの言語があり
公用語が決まっていたりすることも世界では多いけど
日本は日本語だけ、今までの歴史で
他の言語を使うことを強要されたことがなく、
ビザなしでいろんな国に行けるのは
幸せなことだと思いました。


シャシ役の女優さんがすごくきれい。


姪の結婚式のリハーサルで踊っているところ。


いろんな色や柄のサリーも素敵でした。