アンジェリーナ・ジョリーのポスターを観て
ちょっと「Wicked」とダブってしまいました。
眠りの森の美女に出てくる悪役、マレフィセント側のお話。
この視点、すごくいいと思いました。
勧善懲悪な話が好まれるけど
それはあくまで、善の方から観た話。
悪は悪なりに別のストーリーがあるわけだから。
この映画のことを前もって全く入れていかなかったので
途中で、眠りの森の美女の話だったのか!と気がつきました。。
「眠りの森の美女」と「シンデレラ」は
やはり子供の頃のお話の定番ですね。
オーロラを3人の妖精が育てるのですが
まあ、わたしでも「それはまずいんじゃ!」という子育て。
そんな状況を見ていられないマレフィセントが
妖精の目を盗んで、オーロラを育てます。
「生みの親より育ての親」とはよく言ったもんだと思います。
幼少のオーロラ役が、アンジーの実の娘が演じていて
親子共演だそうです。
悪者と言われてきたマレフィセントの本当は優しい女性というのが
演じたアンジーと重なる気がします。
それだから、この映画を選んだのかな、とも思いました。
最後にホロッとするいい映画でした。
アンジーはもとより、
妖精役の1人は「ハリー・ポッター」シリーズにも出てくる女優さん。
マレフィセントが助けてあげた烏の役を演じた
サム・ライリーは以前、10,000 thingsというバンドをやっていたそうで
演じている風貌もちょっとロック・スターっぽくて素敵でした。
おお、若かりしサム・ライリー。
メイクも服装も似合ってしまうところがすごいです。