5/19/2018

Him & I

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞で「助演女優賞」を受賞した映画、
I, TONYA」を観てきました。
二度の冬季オリンピックでフィギュアスケートのアメリカ代表として出場、
アメリカ人として初めてトリプルアクセルを成功させ
そしてナンシー・ケリガン襲撃事件に関わっていたとして
全米スケート協会から追放されたトーニャ・ハーディング。

この事件はうる覚えだったのですが、
映画を観たらなんとなく思い出しました。
貧しい家庭でしたがトーニャのお母さんがトーニャを
スケート教室に通わせ、オリンピック代表まで上り詰める。。
と書くといい話のようですが、
映画によると実際はトーニャの母親はネグレクトで
虐待に近かったようです。
トーニャの結婚相手も暴力を振るっていたようで
(トーニャも暴力で返していたようですが)
もっと違う人生もあっただろう。。と思いました。

アメリカはよっぽどの学力、スポーツ能力がないと
日本みたいに全国のどこかの大学に入って違う場所に住むことが難しいようです。
ホワイト・トラッシュ」という言葉もあるように
貧困が貧困を生むのかもしれません。
このあたりは勉強不足なので本を読んでみようと思います。

映画では、トーニャのお母さん役を演じたアリソン・ジャネイの
怪演が最高。
トーニャ役のマーゴット・ロビーも良かったですが
その少女時代を演じたマッケナ・グレイスも良かった。
「Gifted」でも素晴らしい演技を披露していた女の子です。


映画とは関係なくなかなかいいなと思った曲。