1/29/2014

Prepared Food

フランスではおいしいものをいっぱい食べました。
もっと胃袋が大きかったらな、と思うのは食いしん坊の発想でしょうか。


ブルターニュの名物、そば粉のガレット。
卵、チーズ、ハムの定番メニューで。


モンサンミッシェルで食べたラム。
潮風の中で育つ草を食べている羊なのでおいしいよ、と
旅行に行く前に聞いていたので、いただきました。
おいしかった!


同じくモンサンミッシェルで食べた帆立。
フランスだと帆立=サンジャック、というようですね。


レンヌからカンペール行きのTGVの中で食べたサンドイッチ。
チキンとベジタブル。


その後にタルトタタンも。甘酸っぱくておいしかったです。

カンペールで食べた玉葱のスープ。チーズが乗ったパンを添えて。
玉葱がとても甘かったです。


フォアグラのパテ。


お魚。ホワイトソースで。付け合わせの野菜もおいしかった。


惣菜屋さん。どれもおいしそう!


トゥールで食べたスウェディッシュフードとピザ。
スウェーデンのメニューなだけに、サーモンのタルタルとかおいしかったです。


パリで食べたムール貝、クロックムッシュ、サラダ。
サラダにはライスが入っていました。

昨日、小林カツ代さんが亡くなられたというニュースが入ってきました。
元祖料理研究家、というイメージですが
この話を聞いてすごくよくわかりました。

特に面白いと思ったのが
「病気でもない限り、減塩とか減油といってぼけた味の料理を作っている人は、
その人の人生もぼけていくと思います(笑)。
そういう引き算の考えでは、おいしい料理は作れません。」
たしかに!
あと、わたしの母がよく言っているのが
「熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに」。
一番おいしい、と思うところで料理を出しているそうです。

母もいろんなところで見たり味わったりしたものを
家で試行錯誤で作ってくれました。
なので、わたしの唯一の自慢は食べ物の好き嫌いがないこと。
どの国に行っても、食べてみたい、と思うものがたくさんあります。
以前、石井好子さんが書いた本に
「他の国に旅行に行って”これは食べられない””これは嫌い”と
食べない前に言われると残念」みたいなことが書いてあったけど
本当にそう思います。
もしかして一番好きなものになるかもしれないのに!

先日、イギリスの料理研究家、ナイジェル・スレーターさんの
少年時代の頃を描いた映画「Toast」を観ました。
ナイジェルさんのお母さんは料理が苦手だったそうで
毎日トーストに缶詰めを茹でたものが食卓に上がっていました。
それでもお母さんが大好きだったナイジェル少年。

わたしもカツ代さんの言うように、手作りが第一っていうのでは
ないと思います。
今はこんなにいろんなものが売っている時代なので
うまくそれを取り入れていけばいいと思うのです。
くったくたに疲れている時だってあるし。。


これはレンヌのホテルで食べた惣菜。
疲れていたのでスーパーで買ってきてみんなで食べました。
ハム、パテ、クスクス、キャロットサラダ。。
ヨーロッパの人は、ハム、チーズ、パン、ワインと火を使わない夕食も
あるそうです。日本人だと、えっ!って思っちゃいますけどそれもアリかも。


今日のわたしのお弁当。
ベーグルサンドに、おかず。風邪予防対策にみかんもおまけ。