9/11/2016

A River Runs Through It

もうだいぶ前の映画、「A River Runs Through It」をDVDで観てみました。

ロバート・レッドフォードが監督をし、モンタナの雄大な景色と
フライ・フィッシング、そしてキラキラ輝いていたブラッド・ピットの映画。
公開当時、映画館で観た時は自分も若かったからか
うわべだけの理解しかできなかったけど
自分もこの歳になって、しみじみいい映画だな、と思いました。

この映画の元になった、「マクリーンの川」という自伝的小説を書いた
ノーマン・マクリーンに弟がいて
やんちゃであぶなっかしく、でも憎めないという典型的な次男坊。
最後は若くして亡くなってしまうのですが
人生、楽しいことや苦しいこと、悲しいことがあっても
川は変わらぬ姿で流れ続ける、というのが
「A River Runs Through It」の意味だそうです。

ここ1年、人生についていろいろ考えることがあり
8月いっぱいで今まで勤めていた会社を辞め
9月から新しい環境で働き始めました。

この文章を読むと、たった3行の出来事だけど
正直、こんな苦しいことはもう二度としたくないというくらいの思い出です。

ちょうど、同い年くらいの知り合いが突然亡くなり
熊本の友人が被災して住むとこがなくなったりで
自分のことではないにせよつらいことが続いた中での転職活動、
年齢も年齢なのでここで決まらなかったら
諦めようと思ったいたときに、やりたいなと思ったことに出会えました。

まさに今年は自分の中の「A River Runs Through It」だったなと思います。


この、親子でフライ・フィッシングをするシーンが好きです。